以前、ダム竣工記念の切手と特印を紹介しました。
今回はダムが描かれた「ふるさと切手」とその記念印、初日カバー(FDC)を紹介します。
切手は昔ダム便覧で紹介されていたことがあるし、ダム大百科でも高根たかねさんが紹介してるので、ダム好きの人は見たことがあるかもしれません。
黒部峡谷と黒部ダム
1994年4月25日(平成6年)に発行されました。
ダム竣工記念の切手以降では最初のダム切手ではないでしょうか。
上の方に描かれているのが黒部ダム。
記念印にも描かれていますが、ダムの部分は小さくて分かり難いですね。
購入した初日カバー(FDC)も黒部ダムが描かれたものでした。(JPSカバー)
他にも初日カバーが発行されているのですが、これが一番好みかな。
日吉ダム
1998年3月2日(平成10年)に発行されました。
ふるさと切手の名称が「日吉ダム」で、日吉ダム単独の切手です。
ダムの堤体がどーんと描かれています。
購入時には意識していなかったのですが、記念印(特印)だと思ったら風景印でした。風景印の使用開始も同時だったようですね。
購入した初日カバー(FDC)には放流中の日吉ダムが描かれていました。(JPSカバー)
ダムの竣工日と切手の発行日どっちが先だったのだろうか。少し気になる。
広島県北散歩
2002年2月22日(平成14年)に発行されました。
黒部峡谷と黒部ダム、日吉ダムの2つは、同じ切手が縦5×横4の1シート(20枚)のものですが、広島県北散歩は温井ダムと雄橋の2種類が縦5×横4の1シート(20枚)に半分ずつ(各10枚)の切手です。
温井ダムの放流が描かれた素敵な切手です。
残念ながらダムが描かれた記念印はなかったようです。
初日カバーで温井ダムの放流が描かれているものがあるようなのですが、他の初日カバーのようにオークションなどで見る機会もなく、入手できていません。
その他
今回紹介した3種類は発行地域限定のふるさと切手(1シート20枚)でしたが、それ以降にも地方自治法施行60周年記念シリーズの富山県で黒部ダム、旅の風景シリーズ第17集で黒部ダムのダム湖が映った切手が発行されています。
オリジナルフレーム切手で「宮ヶ瀬ダム」、「魚沼市ダムラインアップ」、「美和ダム60周年・小渋ダム50周年記念」、「2020年 八ッ場ダム、完成」、「魚沼市ダムラインアップ2」なども発行されていますが、どれも写真です。
個人で楽しむには日本郵便でオリジナル切手作成サービスをやっているので、推しダム切手を作るのもありかと。
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