風景印はポストに投函するだけでは押して貰えません。
ここでは、一般的な集め方を紹介します。
風景印の集め方
郵便窓口
これが一番スタンダードな集め方です。
風景印が配備されている郵便局の郵便窓口で風景印を押印してもらって持ち帰る方法です。
必要なもの
・はがき または 切手を貼った台紙
切手は合計で通常はがきを送るのに必要な金額分必要です。
(2018年8月現在は62円ですが、郵便料金改定になれば額面は変わります。)
記念押印と言う用語もありますが、窓口で「風景印が欲しいです」と伝えれば対応して頂けます。
何も持たずに行って、「はがきを1枚買うので、風景印を押してください」でも大丈夫です。
切手が貼ってあればいいので、ノートや手帳などでも押して貰えます。
郵頼
郵便で依頼する方法です。
遠方の郵便局や平日に休みがなくて郵便局に行けない時などに使えますね。
各郵便局の住所は郵便局のホームページで検索できます。
必要なもの
・封筒(風景印押印依頼と朱書きする)
・はがき または 切手を貼った台紙
・依頼書
必要に応じて必要な物
・返信用の封筒(切手貼付済・宛名記入済)
大事なのが依頼書です。
簡単な挨拶と風景印をどこに押すのかの指定、連絡先などを書いておけばOKです。
押印したはがきをそのまま差し出して貰う場合は、送る前にはがきに住所を記入しておきます。
返信用の封筒に入れて返してもらう場合は、封筒に住所を記入して切手を貼って同封します。
はがきをそのまま差し出して貰うと、汚れや水濡れ折曲がりなどのリスクはありますが安く済みます。
統一したサイズの台紙で集めていたり、汚れなどを防ぎたい場合は封筒分の切手代が増えますが、封筒で返してもらうのが良いでしょう。
はがきを使う場合の参考ですが、日本郵便が発行する通常はがきのサイズは、約100mm×148mmです。
自分は、長形3号封筒(定形郵便物最大サイズ)に通常はがきと依頼書(A4三つ折り)を入れて依頼しています。この程度なら定形郵便の切手代で足ります。
風景印を押して送る
旅行などをしている時、風景印で便りを出すこともあると思います。
平日ならせっかくなので、風景印で出してみませんか。
引受消印とも言いますが、郵便窓口で「風景印で出したいです」とか伝えれば対応してもらえます。
宛名を書くとき、少しだけ右側に寄せて書くのがオススメです。
風景印は通常の消印よりサイズが大きいので、切手の右下に押すパターンだと宛名に被ってしまうことが多いです。
窓口でお願いする時に、「宛名になるべく被らないようにお願いします」と一言伝えるのが確実です。
また、切手右下に押してもらう方が二重消印になってしまっても左側の一部に消印が付いてしまう程度で済みます。
通常1桁目と2桁目の間がはがきの中心ラインになるので、一般的に名前はそこに書きますが、風景印を送りたい相手であれば2桁目と3桁目の間、もしくはそれより右側でも個人的には別に良いんじゃないかなと思います。
差出人住所の書き出し位置も風景印のサイズを考えてなるべく下の方に書いておくと被らなくていいと思います。
風景印が36mm前後なので、はがきの半分より下から書きはじめれば被ることはないと思います。
せっかくの風景印、綺麗な状態で見てもらいたいですからね。
届いたはがきが風景印だと結構うれしいので、風景印でぜひ送ってみてください。