1年点検の時に整備士さんがブレーキパッドを持ってきて、この残量だと車検までもちそうにありませんよ。と教えてくれました。
まだ多分インジケーターまで1mmはあったように見えたのですが、見てしまったら交換しないと精神的によろしくないので交換することにしました。
リアはまだ少し持ちそうだったので、今回はフロントのみ交換しました。(※リアも交換しました。)
ブレーキパッド選び
シビックに乗ってた頃のようにサーキットを走ったりするわけじゃないので、社外品の高性能パッドは必要ありません。
純正ブレーキパッドは微妙な価格設定なので、純正同等品を有名な所から選ぶことにしました。
自分のスイフト(ZC72)はRSの3型と呼ばれてるやつで、リアがドラムではなくてディスクです。
リアがドラムの車両はブレーキパッドが違うようで、ネットで注文する際は注意が必要です。
純正品番は55810-71L51、ZC32Sとどうやら同じもののようです。
リアドラム車の品番は55810-71L02。
(※ 品番はネットで探したものです。心配な人はディーラーで聞いてください)
RSはバックランプもT16で、他とは違っているので型式だけで判断すると間違えがちですね。
候補
ぱっと思いつくブレーキパッドのメーカーと言うと、
曙、ADVICS、日清紡、TOKICO、MKカシヤマあたりでしょうか。
しかし日清紡はアイシン精機グループに、TOKICOは日立グループになってました。
結局、曙にするかADVICSにするかMKカシヤマにするかの3択になりました。
まぁどれを選んでも大差なさそうなのですが、参考までに価格比較。それぞれの価格は調査時点(2019年7月)で一番安い値段のもの。カッコ内は送料込の値段。
メーカー | 品番 | Amazon | 楽天 | モノタロウ |
---|---|---|---|---|
SUZUKI | 55810-71L51 | 8,748(8,748) | 8,748(9,393) | 8,748(8,748) |
曙 | AN-754WK | 3,100(3,712) | 3,590(4,390) | 3,985(3,985) |
ADVICS | SN503P | 3,542(4,298) | 3,150(4,000) | 3,553(4,093) |
MKカシヤマ | D0051M-02 | 3,800(4,600) | 3,582(4,272) | 3,121(3,661) |
日立のブレーキパッドも検索したら出てきたので、緑色で変わってるし、おもしろいし良いかなって思ったけど、どうやらリアドラム車用しか無いみたいでした。
価格もめちゃくちゃ安いし付けてみてもいいかもと思ったのに残念。
ADVICSに決定
曙とだいぶ悩んだのですが、ADVICSを選びました。
日清紡があったら日清紡を買ってたと思うけど。
ADVICSのブレーキパッドは初めてです。
商品
純正同等品(一般補修用部品)なのに結構おしゃれな箱に入ってくるんですね。
横を見るとパッソ(笑)
SN503Pはいろんな車で使われてるみたいですね。検索した感じだとデミオも出てきました。
中身はパッドと説明書(と言うか注意事項)
ブレーキパッド、中で動かないようにパックされてたりするんだと思ってたのですが、そのままポンと入っていました。プチプチもなし。
ウェアインジケーター付き。
シムは付いてこないので純正パッドから外して付けます。
新しいシムが欲しい場合は純正ブレーキパッドセットを買うか、シムセット(55820-71L50)を取り寄せてもらうのが良いと思います。
さすが新品。分厚い。
交換作業
最初に。この先の作業風景などを参考にして作業するのは構いませんが、すべて自己責任でお願いします。
作業に自信がない、不安な方は認定工場で作業をお願いする事をオススメします。
法律関係についてはここでは触れませんが、気になる人は検索するなどして確認してください。
道路運送車両法のリンクはこちら (第四十七条)
スイフトのジャッキポイントはサスペンションフレームの中央です。
一応説明書はこんな感じで書いてあります。
ウマ(リジットラック)をかけたいので、一旦サイドでジャッキアップしてタイヤの下に厚みのあるものを置いて、それからサスペンションフレームにアクセスします。スロープとかあれば楽なんですけどね。
安全性でいえば4輪ともウマが良いんでしょうが、2個しか持ってないのでフロントのみ。
念のためリアタイヤには車止めを付けています。(サイドブレーキを信用するな)
タイヤを外して作業本番です。
ボルト1本外しでパカッ。(ちなみに14mm)
キャリパー重いので作業中にうっかり手を放してしまうともれなくケガします。
1年点検がついこの間だったので、もうすぐ9万kmにしては綺麗だと思います。
真ん中のスリットの所にダストが詰まってカチカチになってたw
ディーラーで確認したときはじっくりは見てなかったけど、残り3~4mmって感じですかね。
新しいのと比較すると減ったなぁ~って感じですね。
シムを新しいパッドに付け替え。ついでにパッドクリップ(ブレーキパッドを付ける所の金具)も掃除しておきました。
ブレーキグリスはぬる派、ぬらない派、そもそもシム付けない派いろいろですが、今回は塗りました。
グリスはみ出てるとダストが付いて汚い感じになるので、はみ出た分は拭き取りました。
スイフトの内側はシム2枚あるんですね。
ピストンを戻す所を写真撮らなかったけど、ブレーキフルード溢れるので確認しながらやらないとやべぇです。
今回は大き目のスポイトを使って先に抜き取ったけど、それでも足りないくらいリザーバータンクに戻ってきたので、2回抜きました。
新しいパッドをパチッと取付。
あとはボルトを戻して、タイヤも戻して、ジャッキ降ろして作業完了!
作業後のブレーキ踏み込みお忘れなく。
走行距離89,200kmでの交換でした。
外した純正パッド、SUZUKIって文字ないんですね。
FP71L5
JB SC24A FF
EC001
と書いてあるみたいですね。
ブレーキパッドの印象
もう少し走ってみないと純正との比較は難しいかなと思うし、そもそも摩耗したパッドと比較しても参考にならない気がした。
とりあえず慣らしもかねて走ってきた印象としては、摩耗した純正と比較すると初期制動が少し強いなと言う印象があります。
だからと言ってカックンブレーキになるわけではありません。
個人的には嫌いじゃないブレーキフィーリングだと思いました。
しばらく走ってみて、ブレーキダストがどんな感じなのかとか追記出来たら良いなと思っています。
※2019/08/13 追記
交換から1,000kmを超えました。
慣れもあると思うのですが、純正とほぼ変わらないという感想です。
交換したときにホイールをついでに洗っておけばわかりやすくて良かったのですが、気になっていたブレーキダストも純正と変わらないかなぁと思います。
リアのブレーキパッドが無くなったら、リアも同じADVICSで揃える予定です。(交換しました)
コメント