今シーズンは例年より雪があまり降っていないような気がしますが、冬は冬。夜は冷え込むので熱燗が飲みたくなる季節です。
10年ほど前に電子レンジで熱燗を作る徳利を購入して、ずっと使ってきたのですがゆっくり飲むタイプなので、最後の方は冷たくなってしまう。お湯を入れて熱燗にするタイプの酒燗器では温度調整が難しいし、量を減らして何度も作り直すのも手間なので、電気で湯沸かしするタイプの酒燗器を購入しました。
三ッ谷電機 のんべえ横丁 NBE-1
電気湯煎式の酒燗器もいろんなメーカーから販売されていますが、タイムセールでお手頃価格だったのと、手持ちの徳利をそのまま使えるので三ッ谷電機ののんべえ横丁を購入しました。
作りはシンプルで、本体と説明書が入っているだけと言う感じです。
説明書が無くても使えそうなくらいシンプルです。徳利やカップ酒を中に入れて、MAXラインまで水を入れればOK。
操作表示パネルがちょっとたぬきっぽい?
徳利を入れてみるとこんな具合。使っている徳利が280mlの徳利なので、少し頭が飛び出てしまいます。メーカー推奨は1合サイズの徳利か200mlまでのカップ酒のようです。
ちなみに使っている徳利は月桂冠の電子レンジ対応徳利で、10年前に購入したものです。
レビュー
実際に使うときは、こたつに置いて使っています。本体の裏にゴムがついているので滑ることはありません。
設定ボタンで1:ぬる燗(40℃)、2:上燗(45℃)、3:熱燗(50℃)のいずれかを設定して、好みの温度に変更する場合は+-ボタンで調整します。35℃~59℃の範囲で設定可能。
表示の左側が設定温度、右側が水温で、実際のお酒の温度ではないので、気持ち高め設定が良いかもしれません。
冬は水道の水がつめたいので、ちょっと加熱に時間がかかって10分以上経たないと良い具合にならないですが、電子レンジだと飛び切り燗になってしまったりするので、温度調節で味わいの違いが楽しめるのがとても良いです。
電子レンジで作った熱燗だと、ゆっくり飲みたいのに冷めてしまうのを気にして急いで飲む感じになってしまって残念だったのですが、これならずっと温かいまま、じっくり最後の1杯まで楽しめます。
今まで電子レンジで微調整が難しかったので、湯煎式になって温度の違いで味わいがかなり変わるのを楽しめるし、同じお酒で温度違いでどの温度の味が好みなのか試すことが出来て楽しいです。
微妙な点
まず、電源コードの長さが1.5mと微妙な長さで、こたつで使うなら延長コードが必要。電源コードが本体から直接出ていて、マグネット式ではないので設置場所は少し考えて置く必要があります。
次に、本体に入れる水の水位が高すぎるのが気になります。もう少し本体上部とMAXラインの間に余裕があると良いなと思いながら使っています。
泥酔するまで飲むことはないので切り忘れることは無いとは思うが、オートオフ機能がないため切り忘れが心配。(一応空焚きになるとエラーになるようにはなっているようですが)
気になる点はこのくらいです。使用しない時の置き場のこともあるので、電源コードはマグネット式の外れるタイプにしてほしいですね。
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