カリタの電動セラミックミル C-90を購入してから、気が付けば6年くらい経っていました。
コーヒーの味に多少の問題は出ていたのだろうけど、豆の総量からしたら微々たるものだと思って分解までして掃除と言うことは一度もして来ませんでした。豆を挽いたら、本体を逆さまにして付属の刷毛でホッパーの粉をなるべく落とす、吐き出し口も刷毛でなるべく綺麗にするくらいのことだけを続けて6年、何の不具合も無く動いています。
隙間から出た微粉とかで少し汚れが目立ちます(笑)
説明書の清掃
説明書では、しばらく使わない場合などにホッパーを外して中を掃除してくださいとありますが、説明書は手で外せる部分だけの分解となっていました。
説明書の手順での清掃は上の画像までです。
定期的な清掃で、セラミックの刃を掃除するにはここまでで良さそうですが、本体にびっしり粉があるのでさらに分解して清掃します。
分解清掃
ネジを外して分解していきます。まずはホッパーとミル刃の分離。
長いネジ3本を緩めれば簡単に分離できます。
本体側も分解していきます。まずは皿ネジを外してカバーを外します。
スプリングがあるので、飛ばして無くさないようにそっと外します。
下のミル刃やステンレスのリングなどを外します。コーヒーの粉がネジにつまっているので、爪楊枝などで掘り起こしてからドライバーで緩めます。
下のミル刃は回転部品と六角ナットで止まっているので、これも無くさないように注意です。
吐き出し口からのぞき込むと見えてるステンレスのパーツも、バネ状のものになっているので外す時に無理やり外すと変形してしまうので気を付けて外す必要がありました。
一通り分解して、本体の汚れ具合がこれ。6年の蓄積です。
本体は水洗いできないので、刷毛やキッチンペーパー、綿棒などを使って綺麗にできるだけ綺麗にします。
綺麗になりました。ネジやバネ以外はスポンジと歯ブラシを使って洗いました。
あとは外した手順と逆の順で組み上げていきます。
6年使ってもミルの刃は全然減っている感じもなく、まだまだ使えそうです。
さすがに粉受けは使用後に洗ったりしているので、細かいヒビのようなものが入っていて使用感が出ていますが、割れているわけではないのでまだまだ使えそうです。
調整
ホッパーを外すと調整をしないといけません。ずっと分解清掃しなかった理由の一つでもあります。
1の位置に合わせた状態でホッパーを締めこんで、ミル刃が擦れあわない所まで緩めながら調整。最初擦れるのがなんとも嫌な音です。
調整後6番で挽いた粉です。ちょっと細かすぎるような気がしました。と言うか分解清掃する前に普段の番数で挽いたものを用意しておくべきでした。
まぁ微調整するか番数を上げて挽けば良いかなと思います。ちなみにナイスカットGの3.5より細かかったです。
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