詰まりの予防も兼ねてケルヒャーの家庭用高圧洗浄機を使って排水管洗浄をしました。
ほとんどパイプクリーニングホースのレビューみたいな話です。
※汚い話なので、画像はありません。
業者は高い?
3年ほど前、排水管が詰まってしまい業者にお願いしたことがあります。
その時に親が言うには過去に一度もやったことはないし、そもそも会所枡や汚水枡なんて開けたこともない。と。
緊急だったのもあるんですがその時は結構いい値段だったのだけは記憶しています。(請求書は手元にもうないので正確な額はわからない)
えーそんなすんのか!って思ったけど、やっぱ汚れた場所ですし、それなりの設備はいるわけで、まぁ仕方ないかと言う感じ。
説明後に作業が開始されるので、請求書が来てから納得できない!とかはありません。
で、最近台所の排水の流れが悪い気がする。
ということで、高圧洗浄を仕事でやってる友達に相場を聞いてみたら、作業環境によって変わるけど一般家庭(戸建て)だったら1万後半~2万円台で行けると思うよとか言ってました。
家は公共枡までの距離がすごく長いから料金高くなったっぽい?
まぁあの時はせっかくだからと公共枡までやってもらったんだよなー。
こういうのアパートとかだと大家や管理会社がやってるからいいけど、家庭だとなかなか呼ぶもんじゃないからわからないですね。
自分でやろう
詰まったわけじゃないし、まだ3年くらいだし業者呼ぶには勿体ないかなと思いました。
でも一度気になると気になってしまうんですよね。
そうだ!自分でやろう!
ケルヒャーの家庭用高圧洗浄機持ってるし、ホースだけ買ってやるだけやってみよう!詰まったら友達呼ぼう!
くらいのノリで自分でやってみることにしましたw
ケルヒャーの別売りのパイプクリーニングホースは7.5mと15mの2種類があります。
家の公共枡までの長い排水管の部分は15mを買ってもどのみち足りないので、7.5mを購入。
作業は公共枡までの長い排水管はせず、枡と枡をつないでる排水管だけやることにしました。
ホームセンターで見た時結構いい値段してたと思ったけど、ネットで見たら5,000円くらいでした。
家で使ってる高圧洗浄機はかなり古くて、ジャパネットモデルのJTK22です。
説明書は手元にないですが、ネットで見つけたJTK22plusの説明書では、2.637-729(7.5m)と言う品番になっていました。
購入品は2.643-880.0(7.5m)です。
トリガーガンに取り付けるので、一緒だろと思ってそのまま気にせず購入しました。たぶんモデルチェンジです。
さて作業ですが、JTK22は圧力が低いです。
吐出圧力2~7.5MPa、吐出水量 280L/h
業者の方が使っているエンジン式で調整ができるものに比べたら貧弱で、ホース買ったのは良いけどほんとに洗浄できんのかな~と心配でした。
あ、汚いので画像はありませんよ。
高圧洗浄をやる前に枡の蓋を開けて・・・。
うおっきったなw
とりあえずヘラを使ってべっとり付いてる油汚れを取って新聞紙の上に。
これはやばい予感しかしない。
水の流れを確認したいので、台所でいったん水を貯めて一気に放流。
予想通り台所とその先の間が詰まり気味のようでした。
トリガーガンにパイプクリーニングホースを取り付けて作業開始!
あれ?なんか入り悪いぞ。
やっぱ家庭用じゃダメか~。
と思ってたけど、ちょっと手で押してみたら・・・。
出てきた。
こんもり油の塊・・・。きたねぇぇぇぇ。
流すとその先で詰まるので、これも新聞紙に上げて捨てます。
と言うか台所の排水だからか、泡も。
だんだん動きがよくなってきて、油の塊も出てくることがなくなった。
家庭用でも結構いけるもんだな!
けど、ケルヒャーのパイプクリーニングホースちょっと太いし硬すぎですね。
カーブ90度以内を2箇所までっぽいこと書いてあったけど、緩いカーブじゃないと無理です。
今回の作業範囲はほぼ直線だったので問題ありませんでしたが、一部なかなか入っていかないところがありました。
あと、買った時はかなり小さく丸にして束ねてあるので癖がひどいです。
作業前にちゃんと伸ばして始めないと使い物になりません。
作業は基本的に下流側(下水道側)から上流側に向かってホースを入れます。
たまにネットで逆向きでやってる人を見かけるけど、それやると逆噴射で水が出てるので上流側に向かって水が出て貯まる一方なので効率が悪いし、詰まりますね。
とりあえずだんだん良い感じになってきたので、また台所の水を貯めて流して確認。
すげー流れ良くなった!
で、分かったのが排水管が逆勾配気味。(前から疑ってはいたけど)
枡と枡の間が下がってるイメージに近いと思う。
完全にダメな感じではないけど、それが原因で油の塊ができやすいっぽい。
でも前に高圧洗浄してから3年くらい。
工事するとなると結構なお値段だし、とりあえず様子見ですね。
流れないわけでも完全逆流してるわけでもないので。
ホースせっかく買ったから1年に1回くらい綺麗にしますかね。(やる気次第)
パイプクリーニングホースは汚れているので、捨てるボロタオルなどを使って綺麗にしてから片付けました。
次使う時のことを考えて、かなり大きい丸にして束ねました。
作業が終わった後は服(つなぎ)を脱いで洗濯機へポイ!単独で洗濯!
人間はお風呂に!
さっぱりした~。
耐久性 (2020/05/12追記)
かれこれ1年以上経つので、耐久性などの話も書いておこうと思います。
この記事を書いた時に使ったのが2018年11月、その後2019年3月に排水が詰まり気味に。やはり逆勾配気味になってしまっている影響が大きいようです。
なので2019年は3カ月に1回ほど使っていました。冬がやはり冷えて脂分が固まりやすいようです。
製品の耐久性ですが、今の所全く問題なく使えています。破れもないし、カシメ部分も全然問題ありません。
購入時くらいの丸め方をしていると癖がひどくて使いにくいので、片付ける時は大きな円になるように丸めて、大きいS字フックを使って車庫に吊って片付けています。
もう元は取れたかなという気がしています(笑)
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