最近洗濯機が壊れて買い替えたのですが、本体サイズが少し大きくなったので、今まで置いていたカラーボックスが洗濯機と当たる状態になってしまいました。
既製品を探すのも考えましたが、2×4を使った棚を作ってみることにしました。
設計と材料
何となく紙に完成イメージを書いて、必要な材料を洗い出し。
洗濯かごが乗っているワゴン(ランドリーバスケット?)はそのまま使いたいので、その分のスペースを空ける方向で考えました。
紙にそれっぽく書いて、必要な材料を考えます。細かい数字が入ってるけど、棚の高さとかは現場合わせしているので合っていません。
洗濯機まで960mmが限界なので、横幅は950mm、高さはチャンネルサポートなので適当に変えられるように作ります。が、ほとんど動かさないので高さ900mmの所に着替えを置ける幅950mmの長い板、右側にタオルかごを載せる棚を幅400mmで2段(床には置かない)と言った設計。
材料
- 2×4材 12ft * 2本
- アイリスオーヤマ カラー化粧棚板 LBC-640 ホワイト * 1枚
- ラブリコ 2×4アジャスター オフホワイト * 2個
- ロイヤル チャンネルサポート ASF-1 1820mm * 2本
- ロイヤル チャンネルサポート ASF-1 600mm * 1本
- ロイヤル ウッドブラケット左右 A-32/A-33 200mm * 4セット(1セットは予備)
- ロイヤル Aタッピング AT-P クローム 30mm 1パック(50本)
- 八幡ねじ 2バイ材用金具 L字 2バイ用 * 8個
- 八幡ねじ 2×4材用ねじ 金具取付用 2バイ用 * 1セット
- 塗料(オフホワイト)
主な材料はこのくらいかな?
一番長い950mmの板は、元々カラーボックスの上に乗せて使っていたものがあるので、再利用します。
材料調達
全部近くのホームセンターに売っていれば良かったのですが、そんな都合よく打っていないので、ネットで買ったものもいくつかあります。
DCMカーマで購入(トラック貸し出し)
2×4材と化粧棚板は近くのホームセンターで購入しました。
2×4材が車に乗らないので、貸出トラック(無料サービス)があるのが理由です。
他でも貸し出しをやっているけど、時間内に戻れるかわからないですし、季節的に雨や雪が降りやすいので晴れてる間にさっと持ち帰りたいので近場にしました。
12ftの2×4材を家に持ち帰ってから切るというのも大変なので、有料サービスだけど購入時に寸法を伝えてカットして貰いました。
1カット50円(税込)ですが、2本とも同じ長さで切るなら1カットで揃えて切ってもらえるので50円で済みます。
天井までの高さからラブリコの95mmをひいた長さで切って貰います。12ftあるので余りを横方向に付ける長さでもう1カットして貰いました。
化粧棚板もだいたい真ん中(パネルソーの歯誤差があるので1mmくらいはズレる)でカットして貰って、合計3カット150円(税込)で済みました。
貸し出しトラックが便利です
貸し出しトラックを借りる予定でしたが、軽バンも貸し出しにあったので、軽バン(エブリィ)を借りました。屋根があるので雨が降り始めても大丈夫なので。
まっすぐには載らないけど、助手席倒して斜めなら積めました。2293mmの2×4を積んで余裕があったので、一般的な天井高の2400mmくらいの木材ならギリ積めるんじゃないでしょうか。
貸し出しトラック、ほんと助かります。
申込時に免許証のコピーがとられるけど、返却時に返してくれます。事故の場合は、自分の車の保険(他車運転特約)を優先して使うことになります。
申込の時に記入する用紙、保険の話などのチェック欄があるのでしっかり確認して借りるのが良いと思います。自分の行く店舗は、店員さんが各項目を読み上げて説明の上チェックする形をとっていました。
パワーコメリで購入
チャンネルサポートの1820mm、八幡ねじの2バイ材用L字2バイ用とねじ、塗料はコメリで購入しました。
チャンネルサポートは購入時点では、パワーコメリが最安値でした。ネットより安く1本738円(税込)でした。
八幡ねじの2つは、たまたま売り場で見つけたからそのまま買ってきた感じです。ネジがプラスじゃなくて四角なのが面白いなと思って買ってみただけで、普通のビスでも良かったですw
専用のビット(反対側はプラスになっている)が付いてくるので、別途ビットを買う必要はなかったです。
ネットで購入
チャンネルサポートの600mm、ウッドブラケットはコメリには置いてなくてモノタロウで注文しました。送料の関係でAタッピング AT-P クローム 30mmもモノタロウで買っています。
ラブリコの2×4アジャスターはAmazonで別の買い物のついでに注文しました。モノタロウ、ホームセンターより安かったので。
ウッドブラケットとフォールドブラケット
フォールドブラケット(B-032/B-033)ならホームセンターに売っていたのですが、ウッドブラケットは置いてありませんでした。
ウッドブラケットもフォールドブラケットも板が乗る部分は同じ形ですが、下側のチャンネルサポートの接続部分から手前側の形が違います。
どちらのブラケットを使ってもそんなに変わらないとは思いましたが、タオルを出し入れすることを考えたらウッドブラケットの方が使いやすいかも?と思ってウッドブラケットを選びました。
写真はウッドブラケットの左右セットです。別々に写真撮ればよかった。
ウッドブラケットは接続部からアールを描いて、手前側に斜めになっています。
フォールドブラケットは接続部からL字になって手前側まで真っすぐ直線上に伸びた形をしています。
耐荷重もロイヤル公式のPDFを見た感じ、ASF-1に使う分にはどちらも同じようでした。
ラブリコとディアウォール
ラブリコはネジを回して突っ張る、ディアウォールはバネの力で突っ張る感じですね。
個人的にラブリコの方が形がスッキリしていて、1~2mmの隙間は出来てしまうけど壁に近づけて設置できるので良いなと思ってラブリコを選びました。
後から知ったけど、ディアウォールSというスッキリした商品も出ているみたいですね。
商品情報はラブリコの方が寸法や耐荷重など、調べやすくて良かったです。メーカー公式の商品ページの画像がわかりやすかった。
棚づくり
チャンネルサポート用の溝切り
チャンネルサポートは11mm厚みがあります。通常、そのまま取り付けるのが一般的らしいのですが、2×4材に溝を切ってチャンネルサポートを取り付ける方法にしました。
チャンネルサポートの横幅は7.8mmなので、2×4材の真ん中に1cmくらいの溝を切ることに。
あっても無くても良いのですが、何となく買ってみたラクダ ツーバイフォー定規が便利で、真ん中に穴が開いていたり定規もついているので、切る線を書くのが楽でした。
まぁ安いけど、ツーバイフォーの加工でしか使わないので、今回使った後しばらくは道具箱で眠ることになると思います(笑)
残念ながら、電動トリマーを持っていないので丸鋸で3本(左右と中央)切り目を入れて、ノミでグリグリして溝を作る感じで作業をしました。
電動トリマーがあったらどれだけ楽だったことか。
写真は台に乗っていますが、実際は床で作業していました。
丸鋸の歯を10mmくらい出るようにセットして、2×4材を2本並べて縦に丸鋸を使う感じでした。1本だけでやると丸鋸がしっかり乗らないので無理です。
あまり安全とは言えない。トリマーがあったらトリマーでやるべき作業だと思う。
色塗り
脱衣所が全体的に白っぽいのと、ラブリコのオフホワイトを買ったのでオフホワイトで塗ることにしました。
材が長いので、刷毛だとうまく塗れるかわからなかったので、ダイソーでローラー買ってきた。
塗料はコメリに売ってたやつを適当に買ってきました。
頻繁に色塗りなんてしないから、使ったら捨ててしまおうと思ってダイソーで買いました。他の100円ショップも行ったのですが、ローラーとスポンジが別売りでした。
途中で塗料足りなくなるかと思いましたが、何とか足りました。
組み立てと棚板加工
加工した2×4材にチャンネルサポートを取り付け。写真はありませんが、水平になるように取り付ける必要があります。
棚板とブラケットの取り付けも、斜めに付けてしまうとチャンネルサポートの溝に入らなかったりするので、少し時間がかかりました。
あと、ビス付けてから知ったのですが丸い方の穴はダボ用で、ビスは小判型に空いている方を使うそうです。やっちまった。
2×4材の厚み分、棚板が手前に出てしまうので奥側の左右を2×4材の形に合わせてカットして、壁との隙間をなくしました。
完成
2×4材同士はコメリで買った八幡ねじの2バイ材用L字2バイ用で繋げてあるだけの簡単仕様です。
上の長い板の下にも2×4材が1本横についています。下の2段の棚板用のチャンネルサポートを付けるためのものですが、補強も兼ねている感じです。
床下点検口は避けてあるので、棚板を外さなくても点検口が開きます。
洗濯排水のトラップをメンテナンスする時は棚板を外して作業します。
左側にランドリーバスケットがすっぽり納まり、右側の棚にタオルを入れたカゴが乗ります。
チャンネルサポートを床の高さから300mmほど上げた位置からにしているので、下の棚板はこの位置からは下がりません。
ウッドブラケットを予備で1セット買ってあるので、上にもう一段長い板の棚を作れます。今の所載せるようなものも無いと思っているので、ずっとレイアウトは変わらないかもしれません。
問題だった洗濯機との間も10mm以上あいて、少し洗濯機が動いても当たることは無いかなと思います。
費用
最後に、棚づくりにかかった費用のまとめ
商品 | 数量 | 金額(税込) |
---|---|---|
2×4材 12ft @968 | 2本 | \1,936 |
カラー化粧棚板 LBC-640 | 1枚 | \1,628 |
チャンネルサポート ASF-1 1820mm @738 | 2本 | \1,476 |
チャンネルサポート ASF-1 600mm | 1本 | \329 |
ウッドブラケット左右 A-32/A-33 200mm @681 | 4セット | \2,724 |
Aタッピング AT-P クローム 30mm | 1セット | \241 |
2バイ材用金具 L字 2バイ用 @80 | 8個 | \640 |
2×4材用ねじ 金具取付用 2バイ用 | 1セット | \478 |
水性Pペイント つやあり 0.2L オフホワイト | 1缶 | \698 |
ラブリコ 2×4アジャスター オフホワイト @854 | 2個 | \1,708 |
ツーバイフォー定規 | 1個 | \659 |
10cm ペイントローラー(ダイソー) | 1個 | \110 |
ペインティングトレー 小(ダイソー) | 1個 | \110 |
木材加工料(DCMカーマ) @50 | 3カット | \150 |
合計 | \12,887 |
思ってたよりお金かかったなぁ。でも使いやすい形で作れたので良かったかな。
2×4材も590mmほど1本残っただけで、加工したときのゴミがレジ袋に入るくらいの量で済んだので、廃棄するものも少なくて良かったです。
元々使っていたカラーボックスはまだ綺麗なので、他の部屋で使えば良いかなと。
チャンネルサポートは1820mmになるとネットだと取り扱ってなかったり、送料が大変なことになるので、ホームセンターで買うのが良い気がします。1820mmなら細い商品なのでスイフトでも持ち帰れました。
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