10日前に更新したばかりですが、川防見るやつを更新しました。
更新内容
1.7.0から1.8.0への更新は、洪水予報表示機能の追加がメインです。
洪水予報情報の表示
前回の更新で放流通知情報の表示機能を追加しましたが、今回は同じように洪水予報情報の表示機能を追加しました。
※画像はテスト環境の表示です。
洪水予報botで取得した情報を元に、水系名と河川名の列に警戒レベルに合わせた色を付けています。
他の情報は点滅するようにしてありますが、洪水予報については背景色が変わるだけで、点滅はしません。( 点滅すると目がチカチカします。)
洪水予報で発表されるのは水系と予報区域名で、水系はいいのですが区間名なので河川名とはリンクしません。区間名がどのような発表になるのかは、気象庁のサイトに一覧があるので参考になります。
××川上流、河川名A・河川名B、〇〇水系××川、~~県××川のように区間名には何パターンかあります。
色を付けるために、区間名を内部で加工してマッチングさせています。
水系、河川それぞれ発表されている情報の中から最大の警戒レベルに対応する色を付けています。
なので、洪水予報が発表されていない河川のダムでも同一水系で洪水予報が発表されている場合は、水系には色が付きます。
色は5種類で、気象庁に掲載されている色と同じものを使っています。
洪水予報の標題 | レベル | 色 |
はん濫発生情報発表 氾濫発生情報発表 | 5 | ■■■ |
はん濫危険情報発表 氾濫危険情報発表 | 4 | ■■■ |
はん濫警戒情報発表 氾濫警戒情報発表 | 3 | ■■■ |
はん濫注意情報発表 氾濫注意情報発表 | 2 | ■■■ |
洪水予報解除 水位周知河川情報解除 など | 1(0) | ■■■ |
洪水予報は注意~氾濫発生までの4段階が発表されるので、川防見るやつでは解除情報をレベル1として扱っています。
色のついている水系には、洪水予報が発表されているときしか開く手段がわからない川の防災情報の「洪水予報・水位周知河川水系詳細図」というページへのリンクも付けてあります。
放流通知一覧と同じく、たぶん使わないと思うけど一覧表示も追加しています。あと、前回つけ忘れた川の防災情報の一覧ページへのリンクも付けました。
表示不具合対応
前回の更新で、放流通知が出ているダムが点滅&マウスカーソルを合わせるとツールチップが表示されるようにしました。
が、そのせいで点滅しているダムの下にあるダムが開けないという不具合があったので修正しました。
機能追加の理由
前回の放流通知表示、今回の洪水予報表示の追加は前からやろう思っていた機能でした。
放流通知や洪水予報を別ページで開いて確認したり、botのつぶやきをたどるのも面倒で、開いた時点での状況が知りたくて追加しました。
特に今回の洪水予報に関しては、ダム一覧を開いたときにそれぞれのダムの水系・河川の警戒レベルがわかるので便利です。
動作について
川防見るやつの動きについて、内部的な話だけど少しだけまとめておきます。
川の防災情報へのアクセスは、川防見るやつの各地域を開いたときに前回の情報取得から10分以上経過しているかを判断しています。
10分以内の場合はデータベースから情報を取り出して表示するため、川の防災情報へのアクセスはありません。
この10分と言うのは閲覧者個人個人ではなく、誰かが開いてから10分です。
放流通知と洪水予報を表示するためのデータは、川防見るやつから直接川の防災情報へアクセスをしているわけではなく、ダム放流通知botと洪水予報botを運用している別のサーバーから情報を取り出しています。こちらも10分単位で取得するかの判断をしています。
botは15分間隔で動作しているため、リアルタイムの情報が表示されているわけではありませんのでご注意ください。
表示確認環境
Windows10 Pro(64bit)
Google Chrome バージョン: 81.0.4044.138(Official Build) (64 ビット)
他のブラウザでの動作は未確認です。
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