自宅に余らせてるWindowsXP時代のノートパソコン、売っても金にならないし、XPのサポートは切れているので暇つぶしもかねてLubuntuを入れてみることにしました。
マシン
Panasonic Let’s note W5 (CF-W5KW8AXR)
発売当時はWinXP SP2がインストールされていたノートPCです。
2006年5月に発売されたモデルですが、購入したのは2006年8月、当時20万くらいした気がする。
CPU : Intel Centrino Core Solo U1300 (1.06GHz)
MEM : 1536MB (標準512MB、1GBを追加しています)
HDD : 60GB
CD/DVDドライブ、PCカードスロット、SDカードスロット、USBポート * 2、モデム、有線LANポート、無線LANがついています。
インストール前準備
USBメモリを使ってインストールします。
LubuntuのisoファイルとUNetbootinをダウンロード。
最新版の15.10ではなくLTS版14.04.3をダウンロードしました。
最新版を入れて、4月に出る?16.04LTSにするのもありかも。
Lubuntuを選んだ理由は、Ubuntu 14.04LTSを入れたこともあるけどあんまりサクサク動かなくてもっさりした感じだったからです。
ダウンロードしたらunetbootin-windows-613.exeを起動
ディスクイメージをISOにして、ダウンロードしたisoファイルを選択。
タイプはUSBドライブ、ドライブをUSBメモリのドライブに設定。
あとはなんかいろいろ動いてインストール用のUSBメモリが完成しました。
あと、Let’s noteのBIOS設定を変えておかないといけません。
電源を入れたらF2でBIOSです。
起動順をUSB HDDを1番上にしておきます。
Lubuntuをインストール
準備しておいたUSBメモリーを挿しこんでLet’s noteを起動。
自動的にこの画面になるのですが、Defaultでいいみたいです。
Lubuntuがお試し版?で起動するので、デスクトップにあるInstall Lubuntu 14…を動かして、あとは画面のメッセージを見ながら日本語に設定したりしていけばOKです。
無線LANの設定もスムーズにインストール画面でできて接続できました。
少しインストールに時間がかかるので、ネットして時間をつぶしていたら終わりました。
カスタマイズ
あとは好みにソフトを入れたりすればいいと思います。
ブラウザ
標準ブラウザがFirefoxで個人的に好きじゃないので、Chromeをインストールしました。
Lubuntuソフトウェアセンターには無いので、一度FirefoxでGoogle Chromeのサイトを開いてダウンロードしてきました。
パッケージインストーラーではインストールに失敗してしまったので、手動で入れました。
ダウンロード先のディレクトリに移動してから、
sudo dpkg -i google-chrome-stable_current_i386.deb
あっさりインストールできましたが、実はインストール前にChromiumブラウザを入れていたので、それでうまくいったのかもしれません。
ホイールパッド
Let’s noteを使っている人は、ホイールパッドでくるくるして上下スクロールをさせると思うけど、右端の小さいスペースで上下させてスクロールはできたけど、くるくるはできなかったので、検索してくるくるできるようにしました。
Do You Linux!?と言うサイトの記事を参考にさせてもらいました。
Let’s Noteホイールパッド設定でスクロールを有効化する
/usr/share/X11/xorg.conf.d/50-synaptics.conf
を開いて、
Option "CircularScrolling" "1" Option "CircularScrollTrigger" "0"
を追加して再起動したら動くようになりました。
Lubuntuを使ってみて
Ubuntuよりは全然軽いです。ちょっとソフトの起動に時間がかかる気がしますが、まぁ昔のノートPCだし仕方ないかな。HDDがそもそも遅いってのもあるし。
IngressのIntelMapくらいは普通に開けました。
YouTubeで動画を再生してみましたが、ちょっとさすがに厳しいなぁという感じ。
作業用BGMの動画とかなら全然行けます。音も普通に鳴りました。
Fnキーを使って画面の輝度の調整や音量の調整も出来ました。
マウス操作もカクカクした動きとかせず、スムーズに動きます。
HDDが60GBしかないですが、ノートPCなのでバッテリー内臓で画面付きですから、XAMPP for Linuxくらいは軽く動かせる気がするので簡易Webサーバーとして使ったりしても良いかもしれませんね。
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